学術系 - 会い本。
2010/06/29(火)
透明標本って知ってますか?
いわゆる骨格標本などとは異なり、
・筋肉を透明に
・骨を赤色に
・軟骨を青色に
染めることによって、できるだけ生きている形に近い状態の骨格を観察できるようにした標本です。
とにかく筋肉がついたままなので、細かい骨や軟骨の結合まで、すっごくよく分かる!
そして何より美しささえ感じてしまったりします。
そんな手法で両生類、爬虫類、魚類、昆虫、そして哺乳類まで透明標本にしてしまったカラーの写真でいっぱいの本です。
それぞの標本について、ちゃんと真面目にしっかりと解説がされているのですが、とてもユニークな切り口でおもしろく説明してくれています。
正直、自然が作った生物の造形美を眺めているだけでも、充分に楽しめる一冊です。
そしてなんと!
おまけとして透明標本のシール3枚つき!

(どこに貼るんだよ…)
2009/12/29(火)
冒頭からガンガンきます。
まずは「血豆腐」。
豚や鶏の血が入った真っ赤な豆腐の写真がのってます。
そりゃ栄養価は高そうですけど、どうも血を食べるってのはねぇ…
日本人もけっこういろんな物を食べますが、
「椅子と机以外の四足は全部食べる」と書かれているとおり中国人ほど何でも食べてみる人達はいないかもしれません。ちょっと感心です。
この本の中ではいわゆる「ゲテモノ食い」以外にも、「発酵」についても詳しくのってます。特に土の中に食べ物を入れて発酵させる部分についての記述はかなりおもしろいです。
すごいものを軽やかに表現されている文章はもちろんおもしろいですが、カラーでたくさん収められている写真を見てもかなり楽しめます。
2009/11/20(金)
「ウンコは思ったよりヌルヌルしている。」
この本は、そんな衝撃的な一言から始まります。
とにかくあとの中身は、ウンコが日本で、セカイで一日にどれくらい出されているか等の客観的なデータや、ウンコのサイクル、ウンコの色見本帳など、とにかくウンコをテーマにまじめに書かれている本です。
何よりこの本、たくさん差し込まれている挿絵が大好き!
絵本のようにたくさんの数の軽いタッチのイラストが、ふんだんに使われています。
もちろん、ほとんどが裸の人でウンコ関連のイラストです。
挿絵やキャッチとは、違って中身はいたってまじめな内容なので、読めばウンコネタに困らない人になれるはず!
ちなみにこの本、あの寄生虫博士の藤田先生が著者の一人です。
2009/09/10(木)
人の骨はもちろん、哺乳類のモグラから、無脊椎動物のウニの外骨格まで、ひたすらずーっと骨がカラーの写真つきで紹介されています。
(ちなみにウニは「ウニ類」って知ってましたか?)
身近な動物でさえ、さすがに骨を見る機会はないので、いちいちおもしろい!
ちゃんと骨格写真を見ると
・コウモリの翼が実は指と指の間の皮膜だったり、
・ジュゴンは後ろ足が全く無くなってしまっていたり、
・アリクイの鼻の部分の骨が異常に長かったり、
ってことが、よーく分かります。
一番驚いたのは、サメには骨が無いってこと。
正確には軟骨が硬くなったもので体を支えているらしい。だからレントゲン写真でサメの骨は写らないそうな。
どうですか?この本で骨三昧ってのは?
2009/07/25(土)
こんな漢字ほんとにあるのって知ってますか?
叕
(ヌヌヌヌ…。いやマタ、マタ、マタ、マタか?)
觕
(もちろん、あの焼肉チェーン店のことです。それ以外に考えられません)
鈺
(こ、これは…やっぱりアレのことですよね(^^ゞ )
とりあえず、上の三つはブラウザで表示可能な文字コードの存在しているモノ。
この本の中には、ブラウザで表示できないようなスゴイ漢字が満載です。
何より、著者による一文字一文字への突っ込みに対して、漢字専門家の先生が正しく答える掛け合いがなかなかに素敵な仕上がりの一冊です。
2009/07/13(月)
こういう図鑑のようなものって大好きでして(^^ゞ
この本は、ダイヤモンドやルビーなどの有名な宝石から、工業製品などの原料になるような鉱物まで約210種類の「石」を幅広くカバーした鉱物図鑑です。
一つ一つの石に対して、画像はもちろん通称、英名、そして硬度、比重の他、産地や用途まで詳細に説明がなされています。
そして、この本の何がいいって、その大きさがすごくいい!
全部で160ページくらいの程良いボリュームのうえに、ポケットに入るくらいに小さい!
まぁ私は普通にIT屋さんなんで、この本をポケットに入れてフィールドワークをするわけではないですが、寝る前に寝転がって、出張の新幹線の手軽なお供に、など大活躍です。
とりあえず、この中に掲載されている石ですごく気になる石を一つ発見。
「スコロド石」です。
通称は「葱臭石」。
この妙な名前の通り、この石は叩くと砒素化合物によってニンニクの香りがするそうな。そんな石って信じられます!?
そんないろんな発見がつまった小さな一冊です。
2009/07/06(月)
偉大なる科学フィクション。
努力の無駄遣いです(^^ゞ
この本で紹介される
・12本足で立つヘビ
・片足で立って、片手に持った棍棒で狩をする貝
・尻尾が蛇になっているネズミ
・角の生えた空飛ぶ猿
などの新奇な動物達が、写真、解剖図、骨格標本、レントゲン、鳴き声の周波数分布図など詳細な研究データに基づいて、でっち上げられています。
なんとこの秘密の動物誌の詳細データは、ニューヨークの近代美術館で展示されるほどに、ある意味芸術的な「嘘」です。
ただし、
自分の口から出る火を消火するために川に飛び込むトカゲや、交尾する際に「プシィー!ヘイ!」と鳴くウシ(?)がいたりと、時折「遊び」も混じってて、なかなかに楽しませてくれます。
ちょっとワクワクさせれてくれる奇書です。
2009/06/23(火)
ほとんどポケモン図鑑を見ているような感じです。(^^ゞ
この本に出てくる動物は、人類が滅亡してから2億年後の地球。
科学者による理論的な裏づけに基づいて生み出された動物達が紹介されています。
個人的には、知能を持った猿のようなイカ系動物、体高7m体重120トンの巨大カメあたりが好きかも。
ちなみに、こちら↓公式サイト
http://www.futureiswild.jp/
2009/06/06(土)
日本で消費されるアナゴの約70%が輸入物。
そのほとんどが「アナゴ」として売られているものの、実はウツボっぽい「コングリオ」だったり、ウミヘビ科の「アンギーラ」だったりするのって知ってました?
昔は鯛っぽくシミズダイとして流通していた「アメリカナマズ」、
「シロスズキ」、「トロスズキ」として売られていた「ナイルパーチ」
など、日本の食卓では見分けがつかなくなってしまいそうな、魚、甲殻類、貝などを
「クロマグロ」vs「アカマンボウ」
みたいな感じで似たもの同士をセットで紹介してくれています。
とりあえず本の中では「~ダイ」みたいに鯛のふりをしながら、見た目や本来の名前が違うものだらけでした(^^ゞ
2009/06/03(水)
本のタイトルですが、「発明」と「著作権」と「保護」。
ここまではよく分かりますよね。
でも、
「キャッチフレーズ」
「オークション」
まで来ると、てんこ盛り過ぎて途端に自信が無くなってしまいます。
とりあえずこの本の思想は、
「特許」を「著作」として表現してこの本に掲載することによって「著作権」で保護し、同時にオークションで発明を売ってしまおうというもの(だと思います)
発明を「特許」として特許庁に出願して審査請求すると、それなりにお金がかかります。
でも、この発明を「特許」ではなく、小説や歌のように「著作」として表現すると、お金のかからない「著作権」で保護できるのではないかという考え方に基づいて、いろいろな発明を紹介しているのですが、その特許の表現方法がおもしろい!
というのも、ただ単純にバカ真面目に発明を説明しただけでは「著作」とならないため、
・発明そのものを「俳句」で表現したり、
・発明がある時、無い時を顔アイコンで表現してみたり、
発明の説明を「作品」にするために、実にいろいろな努力がされています。
特に「俳句」ってのがいいですよね。
たとえば、こんな感じ。
「雨傘で テレビが見れたら 便利だな」
みたいな感じ(?)
とりあえず、それぞれの発明もさることながら、その発明表現は必見です!